皆さんこんにちは。
前回の投稿から長いこと経ってしまいましたが
皆さんお元気ですか?
私はここ最近の外出自粛生活で
自宅や近所に借りている作業部屋にいる時間が増えたこともあり
これまで、これからのことを改めて考えていました。
そして、ずっと作りたかった衣服を作ることに決めました。

元々洋服のデザイナーを夢見て洋裁学校に通い、
今日までサンプル縫製やお直しなど縫製系の仕事と掛け持ちしながら
べにうむの活動をしていました。
なかなか踏み出せずにいましたが
今年に入って洋服を作りたい思いが一層膨らみ、
ついにべにうむ、衣服作ります。
べにうむの衣服は
・シーズンごとの発表はしません
・セールは基本的にしません
・国内生産で天然または再生繊維の素材を使用します
・カラーバリエーションを固定しません
シーズンごとの発表をしないのは
夏は一枚で着て冬は中に重ねられるなど工夫をすれば
通年着られる衣服をメインに作っていきたいからです。
そして新作も増やしたいときに増やします。
セールも、定価で購入してくださった方に
申し訳ないので基本的にはしない方針です。
国内生産の生地にこだわりたいのは、私自身が着物が好きで
日本の産地で生まれた生地に憧れがあることが一番の理由です。
そして1990年初めに数量で50%ほどを占めていた国内における
衣類の自給率は2018年ごろには2.3%と
大幅に減少しているデータ(経済産業省等調べ)を目にしたときに
その数字の小ささに衝撃を受けたことも理由のひとつです。
高度な技術を使った面白い生地や伝統的な生地を使って、
その生地の良さが引き立つ衣服を作っていけるよう現在試行錯誤中です。
見つけてきた良い生地をなるべく気軽に手にとっていただけるように
現時点ではコスト減のため、作れる分だけを自分で縫製していこうと考えています。
最後に、カラーバリエーションを固定にしないのは
その時々で仕入れる生地が変わったり、ロットごとに色の差が出たりする場合に
同じものが作れなくなることと、
即席でものを考えるのが好きなので選択肢に幅があるほうが
私自身も楽しんで制作できるからです。
お気に入りの色合いや素材の組み合わせに出会ったときは
是非試着してみてください。
古布や着物リメイクでの服作りもずっと考えていましたが
洗うことで色落ちしたり風合いが変わってしまったり、
日常着としては扱いの難しいものが多いため
国内生産で自分の気に入った生地をメインに使用することに決めました。
とはいえ古布リメイクの洋服も作りたいので
少量ですが作っていこうと思っています。
刺し子シリーズのアクセサリーやリメイクバッグなども
これからも作り続ける予定です。
そうと決めてからはここ最近、ずっと生地サンプルから生地を選んだり
それに合わせてパターンを引いて、仮縫いしてやり直したり
作業漬けの毎日を送っています。
私が作るからには私らしいものを、納得のいくものを
絶対作りたいので気合い入ってます~!!

夏ごろに数型発表出来るように頑張ります!
出来たもの、見ていただけたら幸いです。
では、また